Sweet-pea’s diaryー大人になった先天性心疾患のブログー

大人になった先天性心疾患を持つ私が、あの頃(16~20歳頃)見つけたかったブログを書いています。どなたかの参考になりますように。PC版カテゴリのはじめにからご覧ください♬

就学の選択

先日、来年度息子が入学する予定の小学校へ行きました。

 

通常、学校説明会は10月行われるのですが、発達障害などの特別な支援が必要な子供達は、5月初めに開催される就学説明会に参加します。そこで、就学へ向けてのいくつかの選択肢が提示され、その後どう動いていけばいいかの説明を受けます。今年は、コロナの為、説明会は中止され、YouTube での動画配信となりました。すごいですね。もう、ITについて行けないと、情報すら入りませんね。その動画は、70分ほどの大作で・・・。ちょっと飛ばしながら見ちゃった。

 

学びの場5択 

① 一般学級

② 一般学級(+特別支援教室)

③ 一般学級+通級指導教室

④ 個別支援学級

⑤ 特別支援学校

 

私の住む地域では、学びの場はこの5種類で、この中から息子に一番合う道筋を決めていかなければなりません。

 

就学までの道のり

 ① 特別支援教育総合センター相談申込書を記入し、郵送する。6−7月まで。

(生育暦や、通院暦、生活の様子、発達検査の結果の記載、子供の特性など。7−8枚の書類が必要です。)

② 入学予定の学校へ電話し、校長先生との面談の約束を取り付け、面談をする。

特別支援教育総合センターでの母子面談。必要なら発達検査も実施。

④ どのような形で就学するのか決定。

 

ぼやっとしていたら、親が動かなければ、どんどん時間だけが過ぎて行くわけで。説明動画、すぐに見て良かったな。私は、今②番まで終えました。もし自分の子供が発達の問題を抱えていなかったら、こんな世界がある事は知らなかっただろうし、一般学級に自然に入学するお友達と比べて、こんなに色々な手続きや考えごとがあるなんて知りませんでした。当事者にならないと知らない事ってきっとたくさんあるんだなと思います。

 

一般級か個別支援学級か。学童か放課後デイサービスか。

 ここまでで、相談した相手は、児童精神科の先生、保育園の担任の先生、小学校の校長先生。息子の選択肢としては、一般級か個別指導学級か。そして、もう一つ考えなければいけないのは、放課後の時間をどう過ごすか。学校でやっている一般の学童 or   放課後デイサービス。私は、前者を利用する気満々でいましたが、校長先生からは、個別支援級の子は、ほとんど放課後デイサービスを利用していると聞いて驚きました。

 

相談した方々が息子に勧めたいんだろうなと思う進路は共通していて。個別支援級なのですが。色々な話を伺って、私もほぼほぼ、そっちの方がいいんだろうな。と思います。

 

でも、そっちを迷いなく選択する勇気が満タンになっていなくて。

本当にそれでいいの?って迷いが少しある。

多分、一般的な道筋から外れる事の恐怖。

どこかで、個別支援級に対する偏見が、実はあるのかもしれない。

認めたくないけど。

 

小中高と、自分が通ってきた道とは全く違う道だから。

未知すぎて。想像できなくて。

多分その辺が、不安感につながっているんだと思う。

 

個別支援級出身の子供は、中学の受験はどうなるの?

中学も継続して個別支援級に進学したら、高校受験は?

もし、発達の過程で、特性のコントロールがうまくなったら、途中から一般級に戻れるものなのだろうか。

大学は?就職は?

 

って考えていくと、きりがなくずっと考えていられます。息子の特性が、今後どのくらいコントロール可能なものになっていくかは、今は分かりません。

 

タイムマシンが欲しいな。

 

そしたら、それぞれの道を選んだ場合の未来を全部見て、一番息子が幸せになれるスタートの道を決められるのに。

 

いや、違うか。こっちを選んだら正解!こっちは失敗!なんて最初から決まっている道はないもんね。子供のことだと、選択をあやまってはいけないという重圧に押されがちになってしまう。選んだ道をまっすぐ進んで、もし途中で違うと思ったら、本気になれば、どうにだってなる。そしたら、手を差し伸べてくれる人も現れて、新しいもっとピカピカした道が見えてくるかもしれない。

 

今、この段階で、悩みに悩んで出した選択は、きっと間違ってなんてないんだ。

選択する勇気が満タンになりたい。

 

色んな人の話を聞いてみれば?

 とある人に言われました。確にそうですね。でも、聞けば聞くほどに、何が正解か分からなくなりそうです。個別支援級を薦める人の理由も、一般級を薦める人の理由も、どちらもそれぞれに正しい理由だから。やはり、最終的には、親が決めなければなりません。

 

まっすぐな気持ちで、胸を張って、

そして、笑顔で決めよう。

 

来週やる事。

放課後デイサービスに電話。情報収集&見学のアポとり。

 

おしまい。