Sweet-pea’s diaryー大人になった先天性心疾患のブログー

大人になった先天性心疾患を持つ私が、あの頃(16~20歳頃)見つけたかったブログを書いています。どなたかの参考になりますように。PC版カテゴリのはじめにからご覧ください♬

私と声⑭〜入院前夜とにかく嬉しかった事〜

こんにちは。

今日は、入院する前日の夜のお話しです。タイトルにも書きましたが。これは、単純にすごく嬉しかった事。どのように書くか迷いましたが、もう、嬉しいから、そのままいくつかご紹介します。

 

声の手術が必要な事や、その為に入院する事、学校を数日休む事は、本当に親しい友人の女子にしか話していませんでした。それともう1人。たまたま状況的に、自然に話さなきゃならなくなった男子1人にも話しました。クラスの皆に隠していた訳ではなかったのですが、余計な心配をかけたくないし、そんなに大袈裟に騒ぐのも大人気ない気がして。ひっそりと入院して、手術して、さりげなくクラスに戻ろう。と思っていました。

 

入院前日の夜。

今回の手術は、命には関わらないものの、やってみないとどれくらいの成果があるか、思い描いているだけの改善があるかは、未知数でした。その辺りの不安というか、緊張感は少しはあったと思います。でも、どしんと構えていようという心意気でした。そんな事を考えながら、ついに明日が入院だなぁと、1人思慮に浸っていた時。専門学校のクラスメイトから、

 

「このURL開いてみて!クラスの掲示板作ってみたから。」

 

と1通のメールが届きました。たまたま、入院の事を話した男の子からです。言われた通りにパソコンでそのページを開いてみると、そこにはクラスメイト達からの、応援のメッセージがずらり。メールをくれた男の子が、掲示板を作って、クラスの皆んなに声をかけてくれたみたいです。

 

内容をここにどう載せようか迷いましたが。そのままいくつかご紹介させて下さい。私が、優しいとかなんとか、入院前日だから、みんな良い事ばかり書いてくれています。私は、そんな素晴らしい人間ではないし、自慢とか、決してそういう意図ではありませんので・・。

一応前置き(言い訳)、しておきますね(笑)。

 

とにかく嬉しかったから、

そのまま書かせて下さい。

優しい思い出に浸らせて下さい・・・。

 

では、以下クラスの皆んなから、入院前夜に頂いたメッセージの一部です。

 

Tさん

段駅出て反対に行く◯っちゃんだからな。迷ったらいつでも電話して!

いってらっしゃい。

 

Sさん

◯◯、今日から入院が始まるけど、持ち前の人懐こさと明るさで同じ病室の方々に元気を与えてこい!話したように不安が残る部分があると思う。でも、信じて。◯◯はイイコだからきっと成功するよ!!待ってるよ♡

 

Mさん

◯っちゃ〜〜ん!頑張れ〜!!胸いっぱい不安を抱えていても、あんなに元気いっぱい明るく元気な、◯っちゃんだから、手術は大成功だね!!次教室に来る時は、みんなのあったかい愛で胸いっぱいにして、本当に元気な、◯っちゃんで戻って来るんだよ♫ 皆んなで首を長〜くして待ってるからね。

 

Yさん

◯ちゃん・・知らなかったよ!!そんなに大きな心配を抱えていたなんて。正直びっくりです。いつも明るくてみんなを笑わせてくれる、◯っちゃん。本当に優しいんだね。気付かなかったよ。ごめんね。なんで、◯っちゃん病院に通っているんだろうって疑問に思ってました。もっと早く知っていればな。直接元気玉送りたかったよ。今、◯っちゃんに私の気を送っているよ。届け! でも、◯っちゃんはきっと大丈夫だよ!!!早く退院してして、◯ちゃんの笑顔が見たいです。元気出してね!◯っちゃんの事思ってるから!

 

Hくん

マジか。手術のこと知らなかったよ。でも、◯っちゃんは、1人じゃないのわかったべ?普段天然でおっちょこちょいだけど、クラスにいるといないじゃ大違いだから無事手術を終えて早く帰ってこいよ。皆んながついてるからさ!

 

などなど。

 

入院前日に、こんなに暖かい気持ちになったのは初めてでした。

皆んなに知ってもらう事で、勇気をもらえる事もあるんだなと思いました。

中学の入院はひっそりと誰にも知られずに入院して、退院してからは、病弱な女の子のイメージが付きまとっていたけど、元気とか、明るいってコメントは、素直に嬉しいな。と感じました。

 

後日、この発起人の男子は、クラスの年長者から、本人の許可なく勝手に人の入院を広めるな!と、お叱りを受けたらしいのですが(笑)

 

私は、とても嬉しかったです♡

 

〜おまけ〜

カウンターに腰掛けるシリーズ。猫が仲間入り。

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おしまい。