Sweet-pea’s diaryー大人になった先天性心疾患のブログー

大人になった先天性心疾患を持つ私が、あの頃(16~20歳頃)見つけたかったブログを書いています。どなたかの参考になりますように。PC版カテゴリのはじめにからご覧ください♬

ほぼ日記~弱気から学ぶこと~

こんにちは。

ご心配をおかけしていましたが、順調に回復し、今日は食事も食べられるようになり、ほぼ普通に動けるようになりました。先ほど、2日ぶりにシャワーを浴び、さっぱりした身体で、近くに自動販売機までさんぽがてらイチゴ牛乳を買いにいきました。

 

 たった2日でしたが、ほぼトイレからでれない壮絶な時間を過ごした後の、外の世界は気持ちよくて、天気もちょうど良かったので、風が心地よく、太陽の日差しがポカポカして、ほどよい明るさで、あぁ、なんかデジャブだなぁ。と。

 

そうだ!あの時の空気感と一緒だ。

中学の長期の入院を退院した日。その時もこんな季節で、

風の心地よさとか、

日差しのあたる感覚とか、

風がそよいで葉っぱがゆれる音とか・・、

長い間ICUや病棟にいた私には、その当たり前が、とても感動する感覚だったのを思い出しました。

 

体調が悪くなると、

自分の病気と体力のなさについて考えさせられるし、

ちょっと弱気の方向へふられてしまったりもします。

 

明日から仕事復帰する予定ですが、

私の仕事は、割と身体を使う仕事。

今回の食中毒で、体重が2キロも減ってしまったし、明日からの仕事

体力もつかしら・・・と少し不安になったりもします。

 

でも、

理学療法士という仕事は、

いつも自分のもっている体力の多くを注いで取り組んでいる仕事で、

それは、自分のやりたい事で、自分の生き方でもあるから、

納得してやっている事でもあります。

 

先を見据えて、この先、体力が落ちたり、心臓や肺の機能が衰えたり、

私には側弯症や身体の骨格の非対称性もあるから、膝や腰の痛みが出たら・・・

など、長く働く事を考えたら、この仕事以外の逃げ道も持った方がいいのではないか。

と考えてた事もあります。

 

その1つが在宅のケアマネージャー。

国家試験で勉強が必要ですが、

理学療法士の実務経験が5年あれば受験資格が得られます。

 

ケアマネージャーは、在宅で過ごしている方々が、何らかの支援が必要になった際に、その相談の窓口になる最初の人です。そこから、その人やそのご家族が、より安全で安心で健康的な生活が過ごせるように、各種サービス(デイサービス・訪問看護やリハビリ・介護士さんによる生活援助・往診医の紹介などなど)をコーディネートするお仕事です。

 

私がやりたかった事は、

ケアマネージャーになっても出来るので、

実は、1、2年前には本気で今すぐ資格を取ろうと考えていました。

 

でも、この半年。ブログや通院を通じて自分と向き合う中で、

理学療法士という仕事が、自分の生き方になっている事に気づき。

まだ、出来ている今から、弱気になって逃げ道をつくる事を止めました。

 

理学療法士のお仕事は楽しいし、

何度も言いますが私の生き方なのかなと思うのです。

 

体力的に楽ではないのですが、この仕事が出来ている内は、この仕事を続けている事が、患者さんや利用者さんの為だけでなく、自分の健康維持・向上にもつながっていて、人のリハビリをしながら、自分の心臓リハビリテーション・呼吸リハビリテーションにもなっているのだと思います。

 

それでも、どうしても、それが出来ない状態になったら、

その時は、十分やりきったな!!

と思えるだろうから。

その時に、ケアマネに転身するなり、なんなり。

その時に考えようと思います。

 

なんだか、決意表明みたいになってしまいました。

明日から、がんばろう♡

 

おしまい。