お久しぶりに更新です。
今日はここ最近のお話をします。
私は、このブログを書き始める少し前から、ある場所で過去に体験したエピソードについて、毎週聞いてもらっています。そこで感じた事をお話させて下さい。
きっかけは、子育てと仕事の両立で体力・精神的にも割とギリギリのところで頑張っていた時に起こった、ささいな?出来事でした。この出来事に関しては、病気とは全く関係のない夫婦間の問題なので詳細は省きますね。ご想像におまかせします。
その出来事が引き金となり、糸が切れるようにバランスを崩した私は、精神的にも身体的にも限界がきてしまい、診断書をもらいました。当初1か月の予定で休職する運びとなりました。
休職し始めの頃は、2~3週に1度のペースで通院していました。症状としては、不眠、倦怠感(だるい)、易疲労性(疲れやすい)、気分が下がる、マイナス思考になる・・等々だったと思います。お休みをもらう事で、日中、子供が保育園に行っている間は1人の時間を確保することが出来ました。身体の疲れが少しずつ癒えていく中、
自分に合うライフワークバランスはどのくらいなんだろう。体力的に無理なく働けて、最低限+αくらいの収入を得れるには?時短にしてもらう?家の近くで働く?など思いを巡らしていました。
(私の現在仕事は通勤が片道1時間と長く、週4回、9時ー17時勤務。平日の1日は療育センターに週1回通所する息子の同伴という感じです)
仕事と家事に、子育てというものが加わった今、
自分の体力と
子育てに注げるエネルギーの確保と
経済面を
天秤にかけて、働き方を見直すべきなのか。と悩んでいました。
そんな中、ある時を境に、過去の出来事を繰り返し思い出すようになりました。
手術が失敗したと分かった時の事、ICUでの苦しかった思い出、起きたら声が出なくなっていた事。などなど。一通り思い出しては、気分が悪くなっていました。あの時、抑圧して我慢していた感情が今になって表に出てきた。という感覚です。
でも、病気の事が全てではなくて、
病気の事4割、
病気とは関係ない、子供時代の家庭事情やその他色々・・6割。
といった感じでしょうか。
決して病気10割ではないです。
色々と、感情をセーブしてしまっていたのも、病気のエピソードだけの側面ではないと思うので、必ずしも、手術をうけた子供皆が、大人になってこうなる。という訳ではありません。なる人もいれば、ならない人もいる。と思います。
これを読んで、わが子の将来が心配になる親御さん、
不安をあおってしまっていたらごめんなさい。
最近、更新が止まっていたのは、今一番悩んでいる事を隠して、良い事ばかりを書いていてもだめだなと思って。どうしようか、ずっと悩んでいたのです。
過去の事で継続的に悩んでいる私を、ここに出す事は、このブログを読んで下さってる方の助けになるのか、今頑張っている子供達のプラスになるのか、ご両親や、大人になろうとしている子供達自身の、将来への不安を強化してしまわないだろうか。
でも、あの頃の私に伝えてあげたい。
無理しないでいいよって。
それと、例え無理したとしても、何歳からでも、人生の観方みたいなものは、変えられるから大丈夫だよって。
でも、それには、自分の感情と向き合わなくてはなりません。
家族を含む他人から見る自分や、こうあるべき自分、ではなく、
本来の自分が素直に感じる感情と。
そして、他者の支援を信じて、一緒に向き合ってくれる大人のサポートを得なければいけません。もちろん、信頼できる人と。
私は、子供の頃、それをあまりしてこなかったのです。自分はしっかりしていて、強くて、病気や環境に負けないぞって思っていて、1人でどうにか出来ると思っていて、色んな方に助けられた命だから周りの人に感謝して、病気を悲観的にとらえずに、前向きに笑って生きて、両親に私は大丈夫だよ!って見せていたかった。
だから、あの時の素直なネガティブな気持ちと向き合うのが、大分遅くなってしまいました。
でも、人生遅すぎる事はないというし、
今向き合う機会に恵まれて、
良かったとも思います。
なので、今、現在進行形で抱えている問題も書いていきたいと思います。
それが良い事なのかは分からないけど・・・。
P.S
この記事を読んで、不安になってしまった方、ごめんなさい。
良かったらこちらの記事も合わせて読んでみて下さい。
つづきます。