Sweet-pea’s diaryー大人になった先天性心疾患のブログー

大人になった先天性心疾患を持つ私が、あの頃(16~20歳頃)見つけたかったブログを書いています。どなたかの参考になりますように。PC版カテゴリのはじめにからご覧ください♬

13歳 ①

毎日寒くなってきましたね。雨も続き、早く秋晴れになってほしいものです。今、書きたい事はあるのですが、こんな天気のせいだからか、なかなか筆が進まず。なので、少しずつ、書いていきたいと思います。

 

タイトルに「13歳」と書きました。13歳という年齢は、中学1年生。私がちょうど手術の為に入院したのもこの年齢です。13歳に限らずですが、この辺りの年齢は、子供でもなく、大人でもなく。大人から見たら、まだ子供なのでしょうが・・・。身体は二次性徴期真っ只中で、女子であれば、胸が膨らんできたり、陰毛が生えてきたり(あえて書いたのは、後で書くカテーテル検査とかに関わるからね)、生理が始まったり。少しずつ大人の身体に変化してくる年齢です。その成長と共に心も少しずつ変化していて、多感な年齢だと思います。

 

私達先天性心疾患の患者は、生まれたその時から、病院での定期的な診察や検査が、生活の一部です。定期検診には、きっと皆さんそれぞれのいつもの流れがあって、それを、毎年、毎年、繰り返していきます。私の場合は、レントゲン、心電図、身体計測(身長・体重)、医師の診察。そして時々心エコー。それが、いつものお馴染みのコースでした。

 

子供から大人への移行期は個人差もあるし、ある日突然変身する訳でもないし、とても曖昧です。「今年から、大人の身体になりました!」なんて、はっきりと宣言できるものでもありません。その大人になりゆく多感な時期を過ごす子供達に、周りの大人達が、お医者さんや看護師さん、検査技師さん達が、適切な言葉かけや配慮をしてあげてほしいなと思うのです。難しい事ではなくて、大人の女性を診察、検査する際に配慮するような当たり前な事を、ちゃんと、彼女達にもしてあげてほしいのです。

 

なぜ、急にこんな話をしたかというと、

私は13歳のある日の外来で、それは、入院当日に行われる外来での診察だったので、主治医ではない知らない先生の診察でした。診察室に入ると、先生は私に服を脱ぐように指示しました。上下です。いくら小児科だからって、幼児の3歳児検診じゃあるまいし・・ね。入院病棟に上がる前に、全身のボディチェックをしたかったなど、正当な理由があったなら、看護師さんをおくべきだし。本人・親にその理由を説明した上で同意を得るべきです。それ以上の不快な理由があることは考えたくありません。とにかく、成人の大人の女性にそれは絶対にやらないでしょう。それであれば、13歳の女子にもやってはいけないのだと思います。今は、病院のコンプライアンスみたいなものもかなり変化していて、診察室には、必ずスタッフ2名がいるし、同じような事は無いかもしれません。でも、学校でも病院でも、やっぱり変な人はいるもので。

なんというか、

一生お付き合いする病院で不必要な不快な思いをする子供達が、いないといいなと思います。大人達が行動を今一度考えなければならないし、未成年の子供を守っていかなければいけません。

 

まぁ、いいお医者さんの方が断然多いですけどね。

 

13歳、大人への移行期に感じたこと。

もう少しあるので、

少しずつ、書いていきますね。

 

つづく