Sweet-pea’s diaryー大人になった先天性心疾患のブログー

大人になった先天性心疾患を持つ私が、あの頃(16~20歳頃)見つけたかったブログを書いています。どなたかの参考になりますように。PC版カテゴリのはじめにからご覧ください♬

抗生物質②〜大丈夫?〜

2020.9.12 (土)

 

親知らず、抜けました〜!歯茎の内側と外側に麻酔の注射を2本うって、めりめりっという感触と共に奥歯を抜いてもらいました。抜歯後には、先生が、圧迫止血をしてくれて、その後しばらくガーゼを自分で噛んで止血しました。

 

私は、今まで経験してきた手術や処置や検査などで、「大丈夫?」と様子を伺ってくれる先生や看護師さんに対して、『大丈夫です。』と微笑み返すのが癖でした。緊張感、不安感、恐怖心を表に出したり、怒りにして誰かに八つ当たりしてみたり、そういうのが出来ない子供でした。泣いても笑ってもやる事は変わらない。それなら常に冷静でいるべきだと思っていて、心配をかけたくなかったし、心配されたくもなかった。

 

そうやって自分の心が壊れないように守っていたのだと思います。でもそれは、その時の自分は保てても、後から、ジワジワと心の傷になっていったりします。それに気づいた今は、“痛い・怖い・辛い・悲しい” といったネガティブな感情も表出してもいいのだと思うし、むしろ、自分の心から解き放つことの大切さ。なんてものを考えてみたりします。

 

そして迎えた今日です。

 

先生「緊張してる〜?」

 私『昨日から緊張してますよ〜。』

先生「注射するよ〜。大丈夫?」

 私『怖いです』

先生「痛かった〜?」

 私『はい。』

 

ー治療終了ー

 

先生「意外と、あなた、ビビりだったんだね。」

  「そんな怖がらなくても良かったでしょ(笑)?」

 

やり過ぎた~~笑!!

全く言わないから、全部言うに。極端から極端にし過ぎました。

慣れない事をするって疲れますね。

初めて病院でビビりって言われて少し悔しくもあり・・・。

 

そうか。私は、負けず嫌いな性格もあるし、惨めな気持ちになりたくなくて。『大丈夫です』と言う一言を防御に、負けないように頑張っていたのかも。でもそれが、長年自分がやってきた、慣れ親しんでいる、心を守る方法(防衛機制)だったから、急に変えると、もやもやとする違和感を感じてしまったのかもしれません。嫌、単にビビリって言われて悔しかっただけか・・・(笑。

 

今度からは、病院では『大丈夫です』と爽やかな笑顔で返して、心が許す相手の前やこのブログでは、「ホントは痛かった〜!!」と愚痴ったりして、バランスをとってみようかな。

 

抜歯3日前から抗生剤を飲んでいましたが、抜歯後は違う種類の抗生剤がさらに3日間追加されました。感染性心内膜炎予防。

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前回のブログを書いてから、色々な方に、私も歯科治療の時飲んでます!とコメントを頂いて、お仲間がいるんだなと嬉しくなりました。そして少し質問されたので、書いておきますが、この抗生剤の飲み方はあまりスタンダードではないと思います。良くある処方は、抜歯する1時間ほど前に、サワシリンを8カプセル一気に飲む。という感じだったと思います。私も、他の歯医者で抜歯した時には8カプセル一気飲みでした。一度に8カプセル飲むの最初はびっくりしますよね。でも、そちらが、スタンダードな処方だと思いますので。一応書いておきますね♬

詳しくは主治医か歯科医に聞いてみて下さい!!

 

おしまい。