Sweet-pea’s diaryー大人になった先天性心疾患のブログー

大人になった先天性心疾患を持つ私が、あの頃(16~20歳頃)見つけたかったブログを書いています。どなたかの参考になりますように。PC版カテゴリのはじめにからご覧ください♬

2020年7月 誕生日

こんにちは。

 

先日、誕生日を迎え、34歳になりました!

今年も生きています。

 

去年誕生日のブログを書いてから1年。早かった。まさか、こんなに世の中が変わってしまうなんて思いませんでした。でも、変わらないものも、ありますね。

 

去年の日記⇨ 誕生日が来て思う事

 

最近は、ブログにも書いていましたが、子供の情緒が安定せず、子育てと、仕事と、体力との間で揺れ動いていました。

 

誕生日の前日

 

  朝、気持ち悪さと胸痛が出てしまい、病院を受診。心電図などは問題なく、過労とストレスでしょうとの診断。午後から出勤しようと思っていましたが、先生に止められました。

 

今日の患者さんごめんなさい。

健康じゃなくてごめんなさい。

次回のリハビリは今日の分まで還元できるように尽くします。

 

息子へ。

仕事を辞めれなくてごめんなさい。いつも、仕事で疲れていてごめんなさい。あなたに、全ての力を注げなくてごめんなさい。でも、どうにか解決策を考えるので、一緒に頑張ろう。

 

私の心臓へ。

無理をさせてごめんなさい。

 

そんな事を思った1日でした。

 

誕生日当日

 

翌日、体調が戻った私は仕事へ向かいました。その日の訪問は5件。疲労感が残る身体だったけど、集中していいリハビリが出来たと思います。最後の5件目のお宅で、リハビリを終え、その場でカルテを書いていると、

 

「○○さん、その胸の傷・・・、何か大きな手術でもしたの? 結構大きそうだよね。」

 

と、ユニホームから見えていた手術跡に気づいたその方が、私に話しかけてきました。10年以上この仕事をしていて、初めて患者さんから聞かれました。多分、気づいていたけど、気になっていたけど、聞けなかった人は沢山いると思います。

 

私は、

 「これですか?」

と胸の傷に手を当てながら、

「心臓の手術を何回かしているんです。」

と答えます。

 

真剣な表情で私の目を見つめてきたので、

「生まれつきの病気だったんです。それで、赤ちゃんの頃と、中学生の時と、手術をしました。」

「今はもう大丈夫ですよ。」

と説明を続けました。

 

「それは、あなたが、この仕事をしているのと関係があるの?」

とその方。

 

「はい。これが無かったら、今頃全然違う事をしているかもしれませんね。」

と、私。しばし、考え込むその方。

 

「そっか・・・。じゃあ、あなたが病気になってよかった。」

 

そう言った後に、我に返ったその方、病気になって良かったなんて変な事言ってごめんと謝ってくれました。理学療法士になった私と出会えて良かったという事を伝えたかったのだと。私はとても嬉しかった。体力や声や綺麗な身体や、(普通の人が持っている)様々なものと引き替えにして、得たもの。それは、目には見えないものだけど、多分私のアイデンティティーの多くを占めていて、それで人助けが出来ている事。健康じゃなくてごめんなさい。と前日弱気になっていたタイミングだから、尚更。その事に気づけて良かった。

 

いい誕生日プレゼントをもらいました。

手術の傷に関しても、中々ストレートに聞いてくれる人は少ないけど。こうやって、聞いてくれたら、説明できるし、聞いてくれるほうが私は嬉しいなと感じました。それにしても、辛いなら、疲れたなら、一旦仕事を辞めればいいのに、もう限界だ辞めてしまおうと思った日に限って、こんな風に感謝の気持ちを述べられたりすると、もう少し頑張ってみようと思うから、なかなか辞めれないんですよね。

 

体力との付き合いは一生続く・・・。

 

でも、ネバーギブアップですね。

ドントじゃなくて、ネバー。

しんどい時は、ちゃんとギブアップして休みましょう。

 

ここまで支えてくれた全ての方に感謝の気持ちをこめて・・。

誕生日ブログ、おしまい。