こんにちは。
「このブログに、まだ書いていない事って何かなぁ。」って考えたら、
思いついたのは『声』についてでした。
声帯を動かす神経の麻痺で、小さなささやき声しか出せなくなったり、
飲み物や食べ物を上手く飲み込めず、むせやすくなる状態。
私が中学の手術以来お付き合いしている、左反回神経麻痺による発声障害と嚥下障害。(今はだいぶ改善しています。)
声の事は、先天性心疾患の人共通の問題ではないので、書いても参考になる人は少ないかなぁと思います。そんな理由で、なんとなく書くのが後回しになっていました。でも、この、
"当たり前の事が、ある日突然出来なくなる"
という体験は、私の中の人生観みたいなものをガラッと変えたし、今の私へとつながる、とても大きな出来事だったので、ちゃんと書いてみようと思います。そして、需要が少ない話題こそ、どこかで悩んでいる1人に届ける意義があるかもしれません。あの頃の私に向けて、書いてみようと思います。
声が出ない事=『障害』から、何を感じ、何を学び、どう受け入れてきたのか。
そんな観点から書けば、皆さんにも何か伝えれれる事があるかもしれません。
つづく。