Sweet-pea’s diaryー大人になった先天性心疾患のブログー

大人になった先天性心疾患を持つ私が、あの頃(16~20歳頃)見つけたかったブログを書いています。どなたかの参考になりますように。PC版カテゴリのはじめにからご覧ください♬

2020.3.22の日記

子育てって難しい。

自信がない。

気分転換に行った緑地で、

大癇癪を起こしてしまった息子。

 

暴れないように抱っこされながらも、大声で叫ぶ息子。

尋常ではない叫び方に、周囲の人は驚いてこちらを見る。

一斉に注目された事に気付いた息子は、

今度は、周囲の人達が敵に見えてしまい、

怖い目つきで「皆んな、○ろしてやる!」と。

 

流石に周りの人もびっくりしますよね。

 

すぐに息子をかかえ車の中に避難。

「皆んな僕をみて笑ってた、皆んな包丁で刺して○ろしてやる。」

怖い目つきの息子。

 

息子を抱きしめながら、

「○○は、ママが他の人に包丁で刺されて殺されちゃってもいいの?」

「どんなに怒っても、人を刺して殺したら、悲しむ人がいるの。」

「絶対に人を刺したり、殺したりしてはいけない。」

と、こんな難しい説明、どれくらい伝わるか分からないけど、

言い続けるしかないから。

 

その後しばらく怒り狂った息子は、

最後には駐車場の隅に走っていき、

一人で涙をポロポロ流して泣いてた。

 

自分でも感情のコントロールが出来なくて、

どうしたらいいのか分からなくて、

1人苦しいんだろう。

 

もう一度強く息子を抱きしめた。

 

落ち着いている時は、ひょうきんで、優しくて、元気で、

息子の良いところは、私も、祖父母も、保育園の先生達だって、沢山知っている。

いつか、その瞬間の怒りの感情のままに人に怪我を負わせたり、殺してしまわないか。

息子は賢いから、自分をバカにしてきたり、見下してくる悪いヤツは分かるみたい。

同い年の子供より、言葉の発達も情緒の発達もゆっくりな息子。

きっと、これからバカにされる事沢山あると思う。

どんなにいじめられたとしても、最後にそのいじめっ子を殺してしまったら、

社会的にはその子の負け。

だから、もっと身体が大きくなったら、力が強くなったら、

怒りにまかせて、人を傷つけたり、殺してしまわないか。

私はそれだけが心配です。

 

どんな子に育ってもらっても構わない。

あなたらしく育っていってほしいと心から思う。

でも、「人を殺さない人」に育てるのは、

親である私の責任なのかな。と思うと、

子育てに自信がない。何をどうしていってあげればいいんだろう。

私はまだまだ未熟で、

今日だって、度重なる息子の怒りの感情に耐えられず、

「もっと優しい子供が良かった」って、

サイテーなセリフを子供に言ってしまった。

息子を傷つけた。後で謝ったけど。

こういう台詞って、大人になっても覚えてたりするから。

私の言葉は息子に対しての暴力だったと思う。

 

もっといい母親になりたい。

子育てに自信が持てない。

 

 

この日記は、当日の夜に書きました。でも、こんなセリフを我が子が言っているという事を公開する事を少しためらって、翌日に書いた日記の方をブログに載せました。分かる人は分かってくれると思うけど、そうでない人もいると思います。日々、色んなニュースがあるし、暴力的な子供だな。とか、将来の犯罪予備軍。みたいな目で見られることもあります。そう思われたくないから、この日記の公開をためらったのかもしれません。本人自身も、親も戦っています。もし、身近にすごく叫んでいたり、暴れている子がいたら、心の中で、(2人とも頑張れ。)って、少しそんな目線で見守ってくれたら嬉しいです。発達障害の理解が広がりますように。

 

あっ、発達障害なんて、ひとまとめにしてるけど、その子その子で、その個性は全然違うので、発達障害=暴力的、では無いです。念のため☆

 

翌日に書いたブログはこちらです⇨ 反省と抱負

 

おしまい。