こんにちは。
色々忙しかったり、先に予定があると、頭の中がその事でいっぱいになってしまいがちです。その日が来ないと考えても仕方ないのに。未知の事ほど人は悪い方向に考えがちですね!
そんな時は、心の方向性を変えて、
少し気分転換に、
身体の事や、育児や仕事とは全く関係ない事を書いてみます。
私は、比較的本をよく読む方です。
でも、読書ブームには波があって、読む時期はすごく読むけど、読まない時は全く読まないです。映画も一緒。最近は、映画ブームが少し来ていて、毎週2-3本は見ています。といってもDVDや、アマゾプライム、U-NEXTでお家映画ですが。最近見たのは、
「くたばれ!無責任」
「ベルリン天使の詩」
「ワイルド7」
「s-最後の警官-奪還」
「図書館戦争」
「西の魔女が死んだ」
書いておかないとそのうち見たことすら忘れちゃうので笑。鑑賞記録。
くたばれ!無責任とベルリン天使の詩は、前半はモノクロなんだけど、ある所からカラーになって、そんな技法で心情を演出する繋がり。くたばれ!無責任は、面白くて2回見ました。
貸してくれた方ありがとうございました。
クレージーキャッツシリーズ他のも貸してください。
ワイルド7、s-最後の警官-奪還、図書館戦争は、特殊警察?もので、瑛太とか、綾野剛とか、岡田くんとか、かっこいいお兄さん達が、余り笑わないクールな役で、銃でバンバンする繋がりの映画です。
○ キュン♡としたいなら図書館戦争。
(ストーリーも面白くて個人的にはおススメ映画です。)
○ SATとか警察の特殊部隊物が好きなら、s-最後の警官-奪還。
でしょうか。
一見冷たそうな男の人が自分を気にかけてくれたりしたら、、良いですよね〜。
そんな楽しみ方です笑。
西の魔女が死んだは、原作の本が大好きで、時々読み返したり、映画を見返したり、しています。この本は、私が海の近くに住んでいて、調子を崩して家で寝てばかりいた頃に読んだ本で、これがきっかけで生活リズムを正そうと思った、、そんな本です。
そうそう、
書こうと思っていたのは、本の話でした。
ある時期に、
外国の人々の価値観や、生活スタイルを綴った本を読むブームがありました。
最初は、"日本人からみた外国の人々"を書いた本。
そのうち、"アメリカ人やイギリス人が異国の地に移り住んで思った事を書いた本"
にも出会って。それは、1冊で2つの国の文化や価値観が学べるので、
1冊で2冊分楽しめます。
どの本も結構面白かったので少しご紹介します。
海外に行って肌で感じられたら1番良いんだろうけど、
そうもいかないので、本で視野を広げようという魂胆です。
『犬も歩けば英語にあたる』
坂之上洋子さん。日本人からみたアメリカ文化。
アメリカで15年近く生活した、"よーこさん"こと、坂之上洋子さんが、生活するなかで驚いた事や、笑った事、泣いた事、などがまとめてあります。朝日新聞のウェブサイトで「天声人語」の英語版とともに掲載されたエッセイをまとめたものです。
エッセイなので読みやすくとても面白いです。
1つだけ紹介すると、
「よろしくお願いします。」という挨拶の言葉。これって英語に訳すのはごく難しくて、同じ意味合いの挨拶の言葉はないらしいのです。無理やり当てはめると、
「Prease be nice to me again」(今後も私に良くして下さいみたいな。)
でも、これではまるで、子供がいじめっ子にまた優しくしてね。と懇願しているみたいになってしまうそうです。アメリカでは、基本的に何事も対等であることを重視する社会なので、自分を卑下する言い回しはあまり存在しないらしいです。
「I am glad to have a chance to work with you」
(あなた方と一緒に働けるチャンスがあって嬉しいです)
なんて言っておけば、「よろしくお願いします」と同じような雰囲気が作れるそうです。でも、日本人が日本語で言ったら、ちょっとキザな奴ーって思われそうよね。とよーこさん。
こんなお話が沢山入っています。
『最後はなぜかうまくいくイタリア人』
宮嶋勲さん。日本人からみたイタリア文化。
宮嶋さんは、30年もの間、イタリアと日本を行き来し、ワインと食についての執筆を職業とされている方です。そんな宮嶋さんが、彼らを理解しようとする中から学んだ、イタリア人の特性やイタリア流仕事のやり方の特徴などをまとめた本です。
最近では、日本を訪れるイタリア人に"日本の法則"を教えるそうです。
例えば、
「前に座っているお客様は、ワインを3杯ほど飲むと居眠りを始めると思いますが、それは、あなたの話が退屈だからではなく、日本人の多くはアルコール分解酵素をもってないからですよ」など。これを聞いたイタリア人は、いちいち腹を立てず、ホントだ!と笑って済ませられるそうです。
30分の遅刻ならOK。
人生で一番大切なのは食事。
空気は読んだことがない。
アポの時間は努力目標。
嫌な事は後回しでよい。
一度にふたつの事はしない。
それでも、結果が出るのはなぜ? そんなお話です。
宮嶋さんが実際に体験したエピソードを中心に書いてあるので、
読み物としてとても面白いです。
『フランス人は10着しか服を持たない』
ジェニファーLスコット著 神崎あき子さん訳
アメリカ、カリフォルニアガールからみたフランス文化。
この本はご存じの方も多いですよね。話題になってましたもんね。
大学3年で、ビーチサンダルとバーべキューに慣れ親しんだ、典型的なカリフォルニアガールであるジェニファーさんが、フランス、パリの由緒ある貴族の邸宅でマダム・シックと共に暮らすことから感じた事を綴った本です。ジェニファーさんは、シックな生き方について学びます。シックとは、上品で洗練されたという意味がありますが、毎日を"特別な日"のように大切に生きる、ライフスタイルや暮らし方、心の持ち方なのかもしれません。私はこの本を読んで、ワンピースタイプの素敵な部屋着を買いました。影響されやすい方です。今ではそれを着ると、息子がずっとスカートめくりをしてきて、全然シックに暮らせないため、お蔵入りです・・・笑。
『世界一幸せなこどもに親がしていること』
リナ・マエアコスタ&ミッシェル・ハッチン著
吉見・ホフストラ・真紀子さん訳
アメリカ、カリフォルニ州出身の女性からみたオランダ文化
この本は、オランダ人の夫と結婚し、オランダで2人の子供を育てる、アメリカ人と、イギリス人の2人の女性が、オランダ流の子育てについて綴った本です。2013年のユニセフ調査で、オランダの子供達は世界で一番幸せなこどもである事が発表されたそうです。なにを持って幸せなのか、、難しいところですが、この調査は、①物的幸福 ②健康と安全 ③教育 ④日常生活上のリスク ⑤家族と環境 という5項目で行われたそうです。日本は何位だったのでしょうか・・。冒頭で挙げられている、イギリスやアメリカの子供と比べて、オランダの子供が違う点を少し紹介すると、
・オランダの赤ちゃんはよく眠る。
・小学校での宿題がほとんどでない。
・子どもたちは自分の話をきちんと聞いてもらえる。
・保護者と一緒でなくても外でのびのび遊べる。
・家族と一緒に定期的に食事をとっている。
・両親と過ごす時間がたくさんある。
・古いおもちゃで大喜びする。小さな幸せを感じる事が出来る。
・そして、、、朝食のパンにチョコレートふりかけをかけて食べる♡
この本を読むと子育てに対しておおらかに、子供とは対等に向き合おうと思います。
日々の忙しさの中で、おおらかにって案外難しいのですが、子育てだけじゃなくて、おおらかに生きるって大切かもしれないですね。子育ての視野が広がるおススメ本です。
最後に写真を載せますね。
おしまい。