こんにちは。
日曜日は、お家でだらだらと過ごしました。
午前中は、ワイドナショーとサンデージャポンをいったりきたり。吉本の話題が終わった頃、ワイドナショーで、JRがエスカレーターを2列に並んで乗りましょう。キャンペーンをしている。みたいなニュースが取り上げられました。
エスカレーターは、本来2人並んで乗ってもいいものなんだけど、
皆さんもご存じの通り、関東では左に、関西では右に1列にのって、反対側は歩いてのぼる人用に空けておく。
といのが、暗黙のルールですね。
しかし、近年エスカレーターでの接触事故が増えているとのこと。JRでは、最初から2列にならんで乗りましょうよ。と呼びかけている、らしいです。
スタジオでは、どうしても急いで昇っちゃう。とか、年をとったら、そんなに急ぐ事もなくなったから立っている。とか、一通りのやりとりが出た後に、関東と関西のルールが違うことも問題だよね。と話がすすみます。
関西で右に並んでて、東京来て新幹線降りたら、左寄りでしょ。ついつい右に行きそうになる。そしたら、人とぶつかったりしてあぶないよねと。
なんならいっそ、どちらかに立つか全国統一するとか、片側に足跡マークをつけて視覚的効果で間違わないようにするとか、なんて意見が出て、、、ただ、朝のラッシュ時とか、エスカレーターの前に長蛇の列が出来るけど、最初から2人づつ2列に並ぶようにすれば、結果的にエスカレーター前の混雑は解消するかも。と。
実際に、どこだか外国のデータでは、2列で並んで乗ってもらったら、エスカレーター前の混雑が30パーセントも減少した。らしいです。
そんな感じで、
私は、いつ出るか出るかと待っていたんですが、もう1つの意見は出なかったので、すこし寂しかったかな・・。少数派の困っている人のの意見をこんな所で紹介してくれたら良いのに〜って。
なので、ブログに私が書きます(笑)
皆さん、こちらのマークはご存じですか?
マタニティマークやヘルプマークに続いて、徐々にですが、認知され始めている?マークです。
わけあってこちら側に止まっています。
マーク。エスカレーターマナーアップ推進の為に考案されたキーホルダーです。
例えば、ほんとは右側で止まって乗りたいと思っている方がいる。その人は、左の手に運動麻痺があって物をつかめないから、右側の手すりしか掴めない。右側にのって、自由が利く右手で手すりを持った方が安全だけど、今の暗黙のルールでは1人だけ堂々と右側に立つのは難しい。
障害を持っている人が外出しずらい理由には、身体の機能や能力が低下しているから。という事だけでなく、社会の環境が、自分の身体の機能と合わない。環境が人に適合していないから。という理由もあります。
ユニバーサルデザインって言うんでしたっけ。
障害がある人もない人も誰もが生活しやすい環境や移動空間を作る事。
リハビリに携わる者としても、そんな世の中になってほしいなと思うので、ちょっとご紹介させて頂きました。子供連れているときも、並んで乗りたい場面ってありますしね。
ちなみに、このマークは、東京都理学療法士協会が考案したもので、東京都理学療法士協会に申し込めば無料で配送してくれます。
◯エスカレータの右側(左側)に立って乗りたい方
◯エスカレーターは両側に止まって乗るのが本来のマナーである事を広めたい方
◯大切な人とエスカレーターに並んで乗りたい方。
などなど、いろいろな『わけ』を支援できるように願いをこめてつくられたマークです。
少しでも認知されますように。
おしまい。