こんにちは。
先日の土曜日の夜、久しぶりに映画館で映画を観ました。
映画はだんぜん映画館で観たい派ですが、やはり子供が出来てからは、行ける頻度が少なくなります。でも、お家で見る映画も、それはそれで良くて、今は動画配信サービスが充実しているから、見たいと思った時にすぐに見れるし、寝まきに着替えて、後は寝るだけって状態にして、くつろぎながら見る映画も最高の至福の時間です。
ただ、いい所で子供が夜泣きで起きたりするので、途切れ途切れになっちゃうのが玉の傷。あと数年の我慢ですね笑。
映画館での鑑賞は、お子さんがいる方はなかなか難しいですよね。
私は、子供がもっと小さかった頃は、20時くらいまでになんとか寝かしつけて、
そこから旦那にまかせて、夜のレイトショーに時々行っていました。
今は、やはりレイトショーで行くか、子供と夕飯を早めに食べて、もう少し早い回で見に行くか。どちらにせよ、旦那の協力が必要です。
映画が早く終わっても、寝かしつけをたまにはさぼりたいので、喫茶店に寄って、わざと0時近くに帰る事もあります。
そうすると、旦那と子供はたいてい2人でぴったりとくっついてベッドで寝ているのです。その姿を見てほっこりした後に待ち構えるのは、びっくりする程に散らかっているリビングと台所。
どうやったらこんな事になるんだろう笑。
土曜日に見た映画は、
「海獣の子供」
アニメーション映画です。
もう、なんというか、圧倒的に感動しました。
映画館で観たのも良かった。
映像がとにかく綺麗で。これは、たぶん、
言葉で感想を述べるような作品ではなくて、
映像で心を動かされるような、そんな感じ。
壮大で、神秘的な体験をしてきた感じ。
感動ってこういう事をいうんだなと思いました。
大げさですかね笑。
基本、感動の閾値は人よりだいぶ低いと思います。
映画でも、美味しい食事でも、
すぐに、いままでで一番よかった!て言葉を使ってしまいます。
なので参考になるか分かりませんが、
最近見た映画で一番感動しました♡
理屈じゃなく、感覚的に、なんだかすごい映画を見たなと思いました。
海と空と、女の子と、宇宙と、星の誕生と、生命の誕生と。
壮大なテーマです。
女の子が夏休みに、ジュゴンに育てられたという、2人の男の子。海君と空君に出会うところから始まります。江の島の街並みや、江の島水族館など、前半は夏休みの風景が綺麗に描かれています。そして、後半にいくほどに、物語は壮大なテーマとなっていき、言葉での説明ではなくて、映像体験という形で、生命の誕生について表現されていきます。圧倒されます。
1回みただけじゃ、後半の内容を上手く説明できませんが、頑張って少しだけ書いてみますね。
宇宙は、暗黒物質が9割を占めていて、暗黒物質っていうのは、科学とかで証明されていない良く分からないもので。でもそれは、この世も人も同じで、心の中は小さな宇宙みたいで、いろんな記憶の断片が、混ざり合って、組み合わさって、1つの塊になって、思い出となる。宇宙の誕生と生命の誕生、人の心は似ている。小さな手の中にも宇宙はあって、人はなぜ生まれてどこにいこうとするのか。宇宙の誕生と生命の誕生とは。
みたいな。
ね、言葉にすると、うまく表現できないのですが、
それが映像として圧倒的な美しさで視覚的に表現されています。
後で感想のレビュー評価みたら、
すごく良かったって人と、訳が分からなかったていう人に分かれるみたいです。
この映画は漫画の原作があって、私はそれを見ずに先入観も予備知識も0で行ったのがかえって良かったのかな。原作知っていると、あのシーンがない。とか、物語のうわべだけで進んでいく。とか、色々思うみたい。
感覚的に見たほうが楽しめるのかもしれません。
もう1度映画館で観たいな。
原作も読んでみたいな。
と思えた作品でした。
そして、映画が終わって地元の駅に帰ったのが23時過ぎ。
そこからお店に入って、不思議の国のアリスの著書であるルイスキャロルが、
少女達を撮った写真集を眺めて、0時過ぎに帰宅しました。
(不思議の国のアリスは、アリスという少女に、ルイスキャロルが即興で作ってあげた物語なんです。いつかまた色々書きますね。)
思った通り、信じられい散らかりっぷりの我が家でしたが、すっかり気分転換させてもらったので、しっかり片付けて就寝しました。
ゴジラは、息子がパパに買ってもらったみたい。
さぁ、月曜日からも頑張ろう。
おしまい。