こんばんは。
いつのまにか、こんなに長くなってしまいました。
あまり考えすぎず、思い出したことを文章にしてみましたが、
過去を振り返りながら、色々な気持ちを思い出せてよかったです。
ちょっとまとめてみたいと思います。
まず、このテーマについてか考えるきっかけとなったのは、
母が私が小さい頃に主治医から言われた、
「この子は保護が必要な子です。それは甘やかしや過保護ではなく必要保護です。」
という言葉からです。
そこで、3つの点について、自分のことを振り返る事で、答えを探してみようと思いました。
①過保護と必要保護の線引き
②親主体の保護・管理から自分主体になる過程
③病気に対する甘えなのか、必要な休息や対処なのか
この3点において、過去を振り返って感じた事、思った事をまとめてみます。
①過保護と必要保護の線引き
過保護と必要保護とはなんなのでしょうか。私なりの解釈を書いてみます。
必要保護とは、
子育てにおいて、その子の身体と命を守るために必要な保護。子供がまだ自分1人で管理出来ない事を親が変わりにしてあげること。甘やかしや過剰な保護ではない。
過保護とは、
必要以上に守ってしまうこと。子供を心配しすぎるあまり、子供自身が持つ自ら成長しようとする力を見逃したり、無視したり、おさえつけてしまったりすること。子供の成長する機会を奪ってしまうこと。全て親の管理の下におこうとしてしまうこと。
しかし、愛情がゆえの行為である場合が多い。
今の私は、こんな風に思います。
試しに、Wikipediaで調べてみたら、過保護について以下のように載っていました。
❝過保護とは、
子供自身の自主性を尊重しすぎ、まともな社会人として巣立つのに必要なしつけをせずに済ますこと。❞ Wikipediaより引用。
私が考えた過保護と少し違いますね。特に前半部分の文言は反対かもしれません。
" 子供自身の自主性を無視しおさえつけてしまう。"
でも後半は少し違うけど一緒です。
"1人の社会人として巣立つために必要な経験をさせずに済ますこと。"
言いたい結論は同じですね!
病気を持って産まれてきた子供を育てる時、
過保護すぎやしないか、悩む事もあるかと思います。でも、命の危険が身近にない健康なお子さんと比べてしまうのは、色々状況が違うので、
"命を守る。身体を守る"
これを第一に考えて、ひととおりの手術が終わるまで、3歳から小学校入学前くらいまでは、必要保護だと思って、愛情たっぷりに育ててあげていいのかなと思います。
もちろん、病気とは関係のない、悪い事をした時には、普通に怒っていいと思います。
この時期は、親子ともに大変すぎるくらい色々な経験をして、色々な感情を味わうと思うので、深く考えすぎず1日1日を過ごして前に進んでいってほしいなと思います。
逆に、この時期から、”病気を持っているからといって甘やかし過ぎてはいけない。”と意識しすぎても、本人につらい思いをさせちゃうのかなと思います。私も、小さい頃もっと抱っこしてほしかったですし笑。検査や手術の入院は嫌な事も多いけれど、親や周りに人から受けたほんの少しの優しさは、大きくなっても覚えているし、その子の思い出の宝物になると思います。だから沢山優しくしてあげて下さい。
必要保護の手をそっと緩めていくのは、あせらず、日常がいろいろ落ち着いてきてからでいいのではないでしょうか。
つづく