Sweet-pea’s diaryー大人になった先天性心疾患のブログー

大人になった先天性心疾患を持つ私が、あの頃(16~20歳頃)見つけたかったブログを書いています。どなたかの参考になりますように。PC版カテゴリのはじめにからご覧ください♬

挫折と目標

こんばんは。

1つ前のブログで私の体調不良をお伝えしましたが、さらに追い打ちをかけるように、息子のとびひ問題が発生しました・・・。

 

微熱で少しふらふらながらも、明日は仕事の訪問件数も少ないし、抗生物質も飲んだし、午前中に風邪症状がなければ午後からでも出勤できるかな。でも、無理せずもう1日休んだほうがいいかな。どうしようかな。と考えながら、保育園にたどり着きました。

すると先生から、「〇〇君とびひが出ちゃってて、明日病院受診して来て下さい。」だって。見ると、首元が赤くなっているのと、顔周りにも少しですがポツポツと発疹が。患部をガーゼなどで覆えれば登園しても大丈夫です。との事。

 

まじかぁ。。

このタイミングで。。

夫⇨息子⇨私 これで終わりじゃないのーー(笑)

⇨息子 と続くのですね。子育てしているママにはあるあるだと思います。

 

とりあえず、明日の午前は確実に休みを頂く旨を職場に伝え、午後からの出勤は、明日の受診次第で。という事にしました。息子は、感覚過敏があるので、赤くなっているところに軟膏を塗るのもきっと大変だし、そもそも、ガーゼなんてつけてくれるか。怪しいところです。でも、つけてくれなきゃママ仕事に行けないの(笑)。

 

明日、どうなることか。息子と一緒に頑張ります。

 

そして、こういう状況だと、マイナス思考になりがちで、

少し気持ちの整理がてら、色々書いてみます。

 

まず、思った事は、

連休があけて、復職したばかりで、仕事をがんばれない状況というもどかしさ。

最近の私は、過去の問題がわりとスッキリと落ち着いてきて、心の状態はとても良くなってきていました。ここから!というタイミングで頑張れないのはなんだか悔しいし、風邪とかひかない丈夫な身体だったらなぁーとか、ふと考えてしまいます。

 

でも、こればかりは仕方がないので、過去の問題と向き合う中で感じた事を、ちょっと書いてみて、気持ちを整理したいと思います。

 

何度も過去と向き合う過程で一番に思った事は、

"子供時代の困難に負けないように頑張る時代"は卒業して、

これからは、

"自分のために自由に時間を使う事を頑張ろう"

という事でした。

 

じゃあ、どんな事? と言われると、1つは

自分が好きな事や楽しいと思う事に目を向けてみること。

 

最近ブログでちょくちょく書いていますが、映画とか漫画とか本とか。

私たちは、下手したら病気の事に1日中向き合ったり考えたりしているから。自分の事、今病院で頑張っているお子さんの事。必死で考えると思います。それは愛情だし、頑張って向き合うことは大事だし、全然悪い事ではないのですが、時々ベクトルの方向を違うところに向けてあげる時間も必要かなと思います。なので、このブログでも、時々病気以外の趣味的な事も書いていこうと思いました。ブレイクタイム的な感じで。皆さんも、そういう記事は、かるーーい気持ちで読んで頂ければと思います。張り詰めた糸を少し緩めるきっかけにでもなれたら嬉しいです。

 

そして"自分のために自由に時間をつかう"

2つ目に思いついた事は、理学療法士としてもっと探求してみよう。

という事。理学療法士になりたての3年目くらいまでは、ジャーナルとよばれるリハビリ関係の月刊誌などを毎月2-3冊は読むようにしていたし、毎月1-2回は外部の勉強会に参加していました。これには、お金も時間もかかります。しかし、休職を経験した事や、結婚し子供が出来た事、この辺りから、体力的に無理しない。という事を重要視するようになったし、子供が出来ると物理的に自由に使えるお金と時間は少なくなります。プライベートな時間は子育てや休養に専念して仕事の事は考えないで、日々の臨床を真面目に向き合おう。というスタイルでやってきました。

 

でも、自分のために自由に時間を使っていいならば、

もっと勉強したい。どんな患者さんが来ても力になれるような臨床力を身につけたい。

病気や子育てでセーブしていたブレーキを少しだけ緩めて、頑張ってみようかなと思いました。やりたい事をやっている時はすごく充実した気持ちになれるし、もちろん身体を壊すほど無理してはいけないから、難しいところですが、とりあえず、またジャーナルを読むくらいから初めてみようかなと思います。そして年内に1つでも2つでもいいから、外部の勉強会に参加したいな思います。そしたら、なんか自分の人生がすこしキラキラする気がします笑。

 

また、私には、こんな医療従事者になりたいなと思う、目標というか、憧れというか、そんな先生が2人います。1人の先生は中学時代に知り合った先生で、もう1人の先生はこの10年くらいで知り合った先生です。どちらの先生も患者さんに対してまっすぐと、一生懸命に向き合ってくれて、熱心で、いつでも味方でいてくれて、患者側の私としては、とても安心感を与えてもらっています。私も、担当した患者さんにそんな安心感を与えられるような存在になりたいなぁと密かに思っています。

 

それには、向き合い方も大切ですが、勉強も必要で。10代20代前半の頃は理学療法士になる事が目標でしたが、理学療法士になったいま、また目標をもって頑張りたいと思うのです。

 

そこで、話はもどりますが、

復職してすぐに、体調を崩して風邪をひいてしまった事はショックでした。今年は休職はしたけれど、風邪という風邪はこれが今年初でしたが、タイミング的にね、最悪だなと笑。私の目標の先生たちはおそらく風邪で、仕事に穴をあけることはまずないです。体力や精神力や覚悟みたいなものがある気がします。早くも、目標に挫折しかけました。所詮私の体力じゃ理想の理学療法士になることは無理なのかと。

 

でも、せっかく前向きに頑張ろうとしたところなので、少し視点を変えてみます。

私と先生は別の人間です。先生が理想だとしても、先生と全く同じ人間になることは出来ません。だとしたら、いちいち凹んでないで、目の前の出来ることを1つずつ頑張るしかないですね。自身の体調や、子供の事で休んでしまう事は、患者さんにも迷惑をかけてしまいます。でも、それは今の現状では避けられません。だから、それでも、私に担当してもらいたいと言ってくれる患者さんを、誠意をもって診させて頂き、今の自分に頑張れる事をコツコツと地道に頑張って、数年後に、今よりちょっと良いセラピストになれたいたらいいかなと思います。

 

まずは、ジャーナル購読申し込もー。

 

今日も読んで下さってありがとうございました!